仮想通貨取引では、通貨ごとにスプレッドの大きさが違う

仮想通貨の現物取引やレバレッジ取引を行う場合に、売買手数料を無料にしている取引所は多いです。
しかし、一般の為替市場でのFX取引と同じように、スプレッドと呼ばれる手数料が実際にはかかっている点に注意が必要です。
売値と買値には価格差がありますが、スプレッドはこの差を実質的な手数料としているものです。
トレーダーは、ポジションを持つと、スプレッド分の金額が損失になった状態でトレードを開始します。
為替市場では各国間の通貨ペアによってスプレッドの大きさが違いますが、仮想通貨市場では通貨の種類によってスプレッドが異なります。
スプレッドが大きければそれだけ実質的にコストが大きく、小さければコスト負担を軽くできます。
仮想通貨のレバレッジ取引は、各取引所でビットコインを中心に行われています。
一部の取引所では、アルトコインのレバレッジ取引も可能です。
ビットコインとアルトコインのスプレッドを比較した場合に、アルトコインではスプレッドがやや大きい傾向があります。
特にレバレッジ取引を行う場合は、取引通貨のスプレッドを確認しておくことが大切です。
各取引所によってそれぞれの通貨に設定しているスプレッドは異なるため、できるだけスプレッド負担の軽い業者を選択すれば、その分のコストを抑えることができます。
もちろん、価格変動によってスプレッド分のコストを解消し、さらに利益を重ねていくことがトレードの目的です。
取引回数の多い人は、スプレッドによる手数料負担が大きくなりますが、取引回数の少ない人は負担が軽く済みます。
現物取引で中長期保有を行う人は、スプレッドを気にする必要はほとんどないと言えます。
一方、レバレッジ取引では短期トレードを行う人も多いため、必然的にトレード回数が増えることがあります。
特に「スキャルピングトレード」を行うトレーダーは、スプレッドに対する意識が非常に重要です。
スキャルピングトレードは、超短期トレードのことであり、1日で何度も取引を繰り返す方法です。
1回の取引は数秒から数分単位で終わることが多く、常に売り買いを繰り返す状態になります。
1回の取引で利益幅は小さいものの、何度も繰り返すことによって、一定の金額まで利益を積み重ねようとする方法です。
この場合は取引回数が非常に多くなるため、スプレッド分のマイナスは重なっていきます。
もちろん相場が予測通り動いて、マイナス分以上の利益が出れば問題ありません。
しかし逆の方向になれば、スプレッド分のマイナスに加えて、さらに損失が増えるリスクがあります。
そのため、特に短期トレードでは損切りのタイミングが重要です。
損切りを確実に行う設定は、トレーダー自身が管理できることです。
損失が出た場合は、それを最小限に抑えることで、次のトレードに備えることが資産を守りながら利益を目指していく方法です。

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